ケペル港(読み)ケペルこう(その他表記)Keppel Harbour

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ケペル港」の意味・わかりやすい解説

ケペル港
ケペルこう
Keppel Harbour

シンガポール最大の港。シンガポール島南岸にあり,シンガポール海峡にのぞむ。背後をセントサ島,ブラニ島に守られ,水深の大きい良港である。 1819年イギリスの支配下に入り,中継貿易港として東南アジアの香辛料,ヨーロッパの鉄と綿布,中国の絹と陶器,インドのアヘンなどを扱った。 19世紀後半からはマレー半島の貿易の大半を扱い,スズ,ゴムを輸出。 20世紀後半からは中東の石油の中継港として重要となった。 1960年代からはマレーシア,インドネシアが直接貿易を増大させたため中継港の役割は減少したが,シンガポールの工業化に伴い工業製品の輸出がふえている。

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