日本大百科全書(ニッポニカ) 「シンガポール海峡」の意味・わかりやすい解説 シンガポール海峡しんがぽーるかいきょうSingapore Strait 東南アジア、マレー半島南端のシンガポール島とインドネシア領リアウ諸島との間にある海峡。昔からマラッカ海峡と南シナ海を結び、歴史的に東西海上交通の一大要路であった。長さ約100キロメートル、幅は平均16キロメートルであるが、最狭部は4キロメートルにすぎない。水深は大きいが、海峡内には多数の小島や岩礁が散在し、航行には水先案内人を要して、操航に注意しなければならない。気象的には雨を伴う激しい風が頻発する。[別技篤彦] 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「シンガポール海峡」の意味・わかりやすい解説 シンガポール海峡シンガポールかいきょうSingapore Strait マレー半島南端に続く,シンガポール島とリアウ諸島の間にある海峡。幅約 16km,長さ 80km。南シナ海とマラッカ海峡をつなぎ,東アジアとヨーロッパ,中東などを結ぶ航路上の要点を占める。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報