最新 地学事典 「ケミクロム鉱床」の解説
ケミクロムこうしょう
ケミクロム鉱床
Kemi chromite deposit
フィンランドの層状クロム鉱床。1959年発見,1968年生産開始。2014年末までに44Mtの鉱石が採掘され,50Mt(26.0% Cr2O3)の確定鉱量が残存。24.4億年前のケミ層状貫入岩体に胚胎。岩体下部は,かんらん石─クロム鉄鉱集積岩,中部は輝岩,上部は斑れい岩からなる。Svecokarelian造山運動時に角閃岩相の変成作用。かんらん岩中のクロミタイト層は平均40mの厚さで,脈石鉱物として蛇紋石,緑泥石,角閃石を含む。
執筆者:渡辺 寧
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

