確定鉱量(読み)かくていこうりょう(その他表記)proved ore reserve

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「確定鉱量」の意味・わかりやすい解説

確定鉱量
かくていこうりょう
proved ore reserve

適当な鉱画によって容積,比重および品位が明らかになっている鉱量。一般に,開発状況や鉱床性状によって連続性が明確である部分をもいう。鉱画とは鉱量計算などを行うために便宜上決められた範囲をいい,この場合,鉱脈で3側面以上,塊状鉱床平行な2側面,層状鉱床で上下2側面に面取りされた部分をいう。石炭の場合は確定炭量といい,露頭,坑内試錐などの資料から炭層の存在が確実とみなされる区域内の炭量をいう。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む