ゲド戦記(読み)ゲドセンキ

デジタル大辞泉 「ゲド戦記」の意味・読み・例文・類語

ゲドせんき【ゲド戦記】

《原題Earthseaルグウィン小説シリーズ名。魔術師ゲドの成長物語。「影との戦い」「こわれた腕環」「さいはての島へ」などの多数作品からなる。1990年刊行の「帰還―ゲド戦記最後の書」はネビュラ賞受賞。

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デジタル大辞泉プラス 「ゲド戦記」の解説

ゲド戦記

2006年公開の日本のアニメーション映画原作:アーシュラ・クローバー・ルグウィン、監督脚本:宮崎吾朗、脚本:丹羽圭子、アニメーション制作:スタジオジブリ。声の出演岡田准一、手嶌葵、菅原文太、風吹ジュン、田中裕子ほか。世界に災いをもたらす魔法使いを倒す者たちの旅を描く。

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世界大百科事典(旧版)内のゲド戦記の言及

【ル・グイン】より

…ラドクリフ,コロンビアの両大学で,ルネサンス期のイタリア文学とフランス文学を専攻。処女作《ロカノンの世界》(1966)に始まり,《闇の左手》(1969)に代表される一連の宇宙年代記物,アースシーの魔法使いを主人公とするファンタジー《ゲド戦記》三部作(1968,71,72),ユートピア小説《所有せざる人々》(1974),歴史小説の枠組みを利用した《マラフレナ》(1979)など,活動領域は広い。光と闇,男と女,己と影などの2者間の対立とその克服を,主人公の流浪,探索,遍歴の旅のなかに織り上げる。…

※「ゲド戦記」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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