普及版 字通 「コウ・しろい・おおきい」の読み・字形・画数・意味
21画
[字訓] しろい・おおきい
[説文解字]
[字形] 会意
景+頁(けつ)。景は日景。頁は儀容を整えた姿。もと日景に対する儀礼を示す字であろう。〔説文〕九上に「白き皃なり」とあり、空の白く光るさまをいう。老齢白首の人を首というのは、その転義。
[訓義]
1. しろい、空が明るく白い、空明りするさまをいう。
2. 広く大きな気象、光が広くゆきわたるさま、そのような大気、大きい。
3. 皓・・・などと通じ、しろい。
[古辞書の訓]
〔字鏡集〕 オホキ(ナ)リ・シロシ
[声系]
〔説文〕に声としてを収める。を〔説文〕十一上に「豆の汁なり」とその煮汁の意とするが、本義はの声義を承けて、澄明にして広大なさまをいう。
[語系]
・hは同声。(皓)・hu、hk、皎・kyも同系の語で、みな白々としたさまをいう。
[熟語]
気▶・穹▶・▶・蒼▶・天▶
[下接語]
元・霄・西・蒼・雄
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報