ココノール湖(読み)ココノールコ(その他表記)Koko nuur

デジタル大辞泉 「ココノール湖」の意味・読み・例文・類語

ココノール‐こ【ココノール湖】

Khökh nuur青海せいかいモンゴル語名。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

改訂新版 世界大百科事典 「ココノール湖」の意味・わかりやすい解説

ココ・ノール[湖] (庫庫諾爾
)
Koko nuur

中国青海省にある青海湖のモンゴル語の呼称青色の湖の意。面積4635m2。中国最大の塩水湖。大通山,日月山などに囲まれた陥没湖。漢代には西海,鮮水,北魏になり青海とよばれた。《水経注》に水色青緑で冬夏ともにかれず溢れずとある。周囲が隆起し,1万年ほど前から湖面縮小,数条の湖浜堤(こひんてい)が形成されている。湖中には海心山や鳥島などが点在する。魚の宝庫とよばれ漁業が盛んである。
執筆者:

出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android