コト・ディジ遺跡(読み)コト・ディジいせき(その他表記)Kot Diji

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「コト・ディジ遺跡」の意味・わかりやすい解説

コト・ディジ遺跡
コト・ディジいせき
Kot Diji

パキスタンのインダス川流域にあり,モヘンジョ・ダロの東約 90kmに位置する先史遺跡。 1955年よりパキスタン考古局によって発掘が行われ,16の層位が確認された。上方1~3層はモヘンジョ・ダロ,ハラッパー文化に対比され,4層以下のものは,ハラッパー文化に先立つ文化とされ,コト・ディジ文化と名づけられた。この文化の年代はハラッパー文化が前 2500年頃と考えられるところから,アムリ文化と並行関係にあると思われる。また,この文化に属する建物は,主として平屋の泥煉瓦造で,城壁によって区切られた区画と,その外側とに分れている。土器は波状,鱗状彩文土器が多い。

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[生]1936.2.20. 千葉,臼井プロ野球選手,監督。佐倉第一高等学校から立教大学を経て,1958年に東京読売巨人軍(読売ジャイアンツ)に入団。右投げ右打ちの強打の三塁手として,入団 1年目に本塁...

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