精選版 日本国語大辞典 「ことのまがとのさき」の意味・読み・例文・類語 ことのまがと‐の‐さき【辞禍戸】 〘 名詞 〙 大化前代、探湯(くかたち)を行なって正邪を判別した場所。甘橿岡(あまかしのおか)に所在したと伝える。八十禍津日神(やそまがつひのかみ)、大禍津日神(おおまがつひのかみ)、神直毘神(かむなおびのかみ)、大直毘神(おおなおびのかみ)の四柱をまつってある。[初出の実例]「則ち味橿(あふかし)の丘(をか)の辞(コト)の禍戸(マカト)の(サキ)に探湯瓮(くかへ)をゑて」(出典:日本書紀(720)允恭四年九月(図書寮本訓)) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例