こみぞ

精選版 日本国語大辞典 「こみぞ」の意味・読み・例文・類語

こ‐みぞ

  1. 〘 名詞 〙 ( 「こみず」の変化した語 )
  2. ( 形動 ) 細かいこと。ささいなつまらないこと。また、そのさま。
    1. [初出の実例]「茶屋から行ほうが勘定じゃア徳さひき手を払ても此ごろの銭相場じゃアまだとくでごぜへさア、トこみぞなことをいってきかせるはわけあることなるべし」(出典:洒落本・祇園祭烑燈蔵(1802)大結)
  3. 抗議不平文句など。
    1. [初出の実例]「仕事の事でも、うぬ等に小みぞを云はれてつまるものか」(出典:歌舞伎・蝶鶼山崎踊(1819)大詰)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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