コラプル(読み)こらぷる(その他表記)Kolhapur

デジタル大辞泉 「コラプル」の意味・読み・例文・類語

コラプル(Kolhapur)

コールハープル

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

日本大百科全書(ニッポニカ) 「コラプル」の意味・わかりやすい解説

コラプル
こらぷる
Kolhapur

インド西部、マハラシュトラ州南部の都市。旧コラプル州の州都であった。人口48万5183(2001)、54万9236(2011センサス)、周辺部を含む人口49万7554(2001)。デカン高原の中腹部の標高564メートルに位置し、プネープーナ)、ナーグプルショラープルなどとともに高原都市を構成し、夏季でも冷涼、低湿である。ムンバイ(ボンベイ)―プネー間は広軌複線、プネーからコラプルまでは広軌・単線の鉄道が敷設されているため、交通の要衝となっている。ビーディとよばれるタバコや、サトウキビなど特殊工芸作物を中心とする農産物の集散地としても有名。市内には藩王の住んだ宮殿旧跡も多く、往時栄華の跡をとどめている。

米田 巌]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android