インド西部、マハラシュトラ州南部の都市。旧コラプル州の州都であった。人口48万5183(2001)、54万9236(2011センサス)、周辺部を含む人口49万7554(2001)。デカン高原の中腹部の標高564メートルに位置し、プネー(プーナ)、ナーグプル、ショラープルなどとともに高原都市を構成し、夏季でも冷涼、低湿である。ムンバイ(ボンベイ)―プネー間は広軌・複線、プネーからコラプルまでは広軌・単線の鉄道が敷設されているため、交通の要衝となっている。ビーディとよばれるタバコや、サトウキビなど特殊工芸作物を中心とする農産物の集散地としても有名。市内には藩王の住んだ宮殿や旧跡も多く、往時の栄華の跡をとどめている。
[米田 巌]
中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...