デジタル大辞泉 「コールハープル」の意味・読み・例文・類語 コールハープル(Kolhapur) インド西部、マハラシュトラ州の都市。デカン高原西端部、標高約560メートルに位置する。交通の要地で、タバコ・サトウキビなどの集散地。19世紀末、コールハープル藩王国時代に建造されたインド‐サラセン様式の宮殿がある。コラプル。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
改訂新版 世界大百科事典 「コールハープル」の意味・わかりやすい解説 コールハープルKolhāpur インド西部,マハーラーシュトラ州南西端の商業都市。人口48万5183(2001)。デカン高原西端部のクリシュナー川源流部にあり,同名の旧藩王国の主都。周辺からの米,モロコシ,サトウキビを集散。西方の森林部はチーク,シタンを産する。南・北インドを結ぶ交通の要地を占め,18世紀中期にマラーター同盟の中心地となり,都市形成が進む。町の中央には当時の官殿と寺院が残る。シバージー大学がある。執筆者:応地 利明 出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報
百科事典マイペディア 「コールハープル」の意味・わかりやすい解説 コールハープル インド,デカン高原西部,マハーラーシュトラ州南端の都市。同名の旧藩王国の主都。マラーター同盟の中心地。商業の中心で,綿花,サトウキビの集散地。仏跡が多い。56万2000人(2011)。 出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報