コリオリの定理(読み)コリオリのていり(その他表記)Coriolis' theorem

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「コリオリの定理」の意味・わかりやすい解説

コリオリの定理
コリオリのていり
Coriolis' theorem

慣性系での質点加速度 a と,この系に対し角速度ωで回転する基準系での加速度 áとの関係は次の式で表される。
ただし回転系に関する質点の速度を v',位置を r',角加速度を とする。1828年 G.コリオリによって導き出された。右辺の第2項を求心加速度,第3項をコリオリの加速度,第4項を横加速度という。この式から回転系における運動方程式を求めると,それぞれに対応する見かけの力として遠心力コリオリの力横慣性力が現れる。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む