日本大百科全書(ニッポニカ) 「コリマ山脈」の意味・わかりやすい解説 コリマ山脈こりまさんみゃくКолымское Нагорье/Kolïmskoe Nagor'e ロシア連邦東部、シベリア北東部の山脈。長さ1300キロメートル、最高点1962メートル。オホーツク海岸のマガダン州から北東に延び、オホーツク海と東シベリア海の分水界となっている。南西部は主として高原性で、標高1500~1800メートル、北東部は山脈性で、多くの構造盆地で区分される。山地の大半は針葉樹の低木帯または山岳ツンドラ(永久凍土帯)で、森林は主として谷間に発達している。[小宮山武治] 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例