これからの図書館の在り方検討協力者会議(読み)これからのとしょかんのありかたけんとうきょうりょくしゃかいぎ(英語表記)Study Group of Library’s New Directions

図書館情報学用語辞典 第5版 の解説

これからの図書館の在り方検討協力者会議

公立図書館私立図書館現状課題把握・分析し,生涯学習社会における在り方について調査研究を行うため,文部科学省生涯学習政策局に設けられた学識経験者等からなる会議.2004(平成16)年7月に設置され,「これからの図書館像-地域を支える情報拠点をめざして-(報告)」(2006),「図書館職員研修の充実方策について(報告)」(2008),「司書資格取得のために大学において履修すべき図書館に関する科目の在り方について(報告)」(2009),「図書館の設置及び運営上の望ましい基準の見直しについて」(2012)を発表した.国と地方公共団体の図書館行政の進むべき方向示し,特に「これからの図書館像」で示された地域の課題解決支援の考えを受けて「図書館の設置及び運営上の望ましい基準(文部科学省告示)」に「地域の課題に対応するサービス」が取り入れられるなど,大きな影響を及ぼした.

出典 図書館情報学用語辞典 第4版図書館情報学用語辞典 第5版について 情報