コレステロールエステル転送蛋白質(読み)コレステロールエステルテンソウタンパクシツ

デジタル大辞泉 の解説

コレステロールエステルてんそう‐たんぱくしつ【コレステロールエステル転送×蛋白質】

HDL(高比重リポたんぱく質)と複合したコレステロールLDL(低比重リポたんぱく質)に受けわたす役割をもつたんぱく質。血液中でHDLやLDLの量や質を調整していると考えられている。CEPT(cholesteryl ester transfer protein)。
[補説]動脈硬化などを防ぐ働きをもつHDLコレステロールを減らし、動脈硬化の原因となるLDLコレステロールを増やすことから、この働きを阻害する薬の開発が進められているが、必ずしもHDLコレステロールの増加が動脈硬化の防止に結び付くわけではないことがわかっている。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

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