コロフォーム(その他表記)colloform, colloform texture

岩石学辞典 「コロフォーム」の解説

コロフォーム

薄膜が同心球状に集合して形成される鉱物の集合形式で,切断面には同心円状の特徴的な模様が現われる.コロイド状および準コロイド状の物質が開放的な場所で形成されたとされている.この語は形または形状のみに関するもので,物質の条件には関係がなく,核の部分が結晶質でできており,他がすべて非晶質のコロフォルムのものもある.ペティジョンはコロフォルム組織ゲルが凝縮した結果できた堆積岩の組織とし,エドワードはこの語を魚卵石(oolite)のような付着増大した層状構造に用いた[Roders : 1917, Edwards : 1954, Pettijohn : 1975].

コロフォーム

堆積岩の組織および構造の項(2.1.2)参照のこと.

出典 朝倉書店岩石学辞典について 情報

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む