普及版 字通 「コン・あに」の読み・字形・画数・意味
17画
(異体字)
11画
[字訓] あに
[説文解字]
[字形] 会意
(とう)+弟。〔説文〕五下に「の人、兄を謂ひてと曰ふ」とあり、・弟の会意字とするが、その字形を説くところがない。〔爾雅、釈親〕に「の弟」「の從弟」のようにを用い、〔詩、王風、〕に「他人を昆(あに)と謂ふ」と昆の字を用いる。は涙の象形。老いて妻なきを鰥(かん)といい、亡妻に(涙)する意の字であるらしく、の従うも、またその意であろう。
[訓義]
1. あに。
2. おとうと。
[古辞書の訓]
〔名義抄〕・昆 コノカミ・ナラビニ・コトゴトク・オナジ・トシ・ホノカニ・ナヲシ・タフトシ・ノチ・ハフ・ヲソシ 〔立〕 ヲト・ヲトト
[熟語]
弟▶
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報