コンクリート橋(読み)こんくりーときょう(その他表記)concrete bridge

日本大百科全書(ニッポニカ) 「コンクリート橋」の意味・わかりやすい解説

コンクリート橋
こんくりーときょう
concrete bridge

コンクリートを主材料として用いた橋。コンクリートは圧縮には強いが引っ張りには弱いので、鉄筋で補強して鉄筋コンクリートRC)橋として、あるいは高張力鋼棒によりプレストレスprestress(予め圧縮力)を導入したプレストレストコンクリート(PC)橋として用いる。コンクリート橋は重量が大きく、従来アーチや小径間の桁橋(けたばし)にしか用いられなかったが、現在では良品質の高強度コンクリートと高張力鋼棒の開発ならびに架橋法の進歩によって、鋼橋にも劣らない長径間のPC橋も架けられている。コンクリート橋は騒音や振動軽減の目的でも多用されている。

[小林昭一]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

機械メーカー。トヨタグループの総本家で,繊維機械のほかトヨタ自動車からの小型商用車の受託生産,エンジンその他の自動車部品,フォークリフトなどの産業用車両の生産も行なう。1926年豊田佐吉が,みずから発...

豊田自動織機の用語解説を読む