コンサーティーナ(その他表記)concertina

翻訳|concertina

改訂新版 世界大百科事典 「コンサーティーナ」の意味・わかりやすい解説

コンサーティーナ
concertina

小型のアコーディオン気鳴楽器一種手風琴と呼ばれる。イギリス人ホイートストンCharles Wheatstoneが発明し,1829年に特許を取った。六角形で,両手ボタンがあってともに〈押し〉と〈引き〉で別の音を出す。音域は4オクターブ程度。イギリスでは民謡伴奏に用いられ,これをギターなどと組み合わせて民俗舞踊曲を演奏する若者グループが今も活動している。
執筆者:

出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、和歌山県串本町の民間発射場「スペースポート紀伊」から打ち上げる。同社は契約から打ち上げまでの期間で世界最短を目指すとし、将来的には...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android