こんてむつすむんぢ(その他表記)Contemptus Mundi

百科事典マイペディア 「こんてむつすむんぢ」の意味・わかりやすい解説

こんてむつすむんぢ

イミタティオ・クリスティ》の訳書副題に〈世をいとひ(厭い)ゼズキリシトをまねび奉るの経〉。1596年天草でローマ字本が出版され,1610年京都の原田アントニヨ印刷所から漢字まじり平仮名本が刊行された。日本宗教文学中の傑作。→キリシタン版

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「こんてむつすむんぢ」の意味・わかりやすい解説

こんてむつすむんぢ
Contemptus Mundi

中世以来キリスト教修徳書の白眉とされる『キリストにならいて』 De imitatione Christiのローマ字による日本語訳の題名。慶長1 (1596) 年天草のセミナリオから刊行,同 15年,京都原田アントニヨ印刷所から日本字による抄訳本を刊行。題意は同書原文中の語句「世を軽蔑すること」で,当時この書がポルトガルでこう呼ばれていたことによる。翻訳キリシタン文学の傑作。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

世界大百科事典(旧版)内のこんてむつすむんぢの言及

【イミタティオ・クリスティ】より

…1427年ころ完成,直ちに多数の写本が流布,印刷本は72年に出たが,83年のベネチア版は1500年までに50版を重ね,18世紀末にはすでに1800の異なった版と翻訳が現れた。日本でも1596年刊のキリシタン版《こんてむつすむんぢ》以来,《キリストに倣いて》《キリストのまねび》など,10種類以上の訳が試みられている。【稲垣 良典】。…

【原田アントニオ】より

…トマス・ア・ケンピス著《イミタティオ・クリスティ》の国字本《こんてむつすむんぢContemptus Mundi》を1610年(慶長15)京都で出版した民間印刷業者。生没年不詳。…

※「こんてむつすむんぢ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

二十四節気の一つ。元来,太陰太陽暦の 12月中 (12月後半) のことで,太陽の黄経が 300°に達した日 (太陽暦の1月 20日か 21日) から立春 (2月4日か5日) の前日までの約 15日間で...

大寒の用語解説を読む