化学辞典 第2版 「コンラドソン残留炭素」の解説
コンラドソン残留炭素
コンラドソンザンリュウタンソ
Conradson carbon residue
略称CCR.JISに規定された方法に従い,空気を流通させずに原油および石油製品(おもに重油)を加熱したときに残留する炭素質物質.残留炭素量は,高沸点縮合芳香族炭化水素やアスファルテンに由来するので,原油や重油の重質の程度を表す指標となる.
出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報