コーネルップ石(読み)コーネルップせき

最新 地学事典 「コーネルップ石」の解説

コーネルップせき
コーネルップ石

kornerupine

コーネルピンとも。化学組成(□, Mg, Fe)(Al, Mg, Fe)9(Si, Al, B)5(O, OH, F)22の鉱物。直方晶系,空間群Cmcm, 格子定数a1.6041nm, b1.3746, c0.6715, 単位格子中4分子含む。繊維状~柱状結晶。無~白~ピンク~緑黄~灰緑~暗緑~褐~黒色,透明~半透明,ガラス光沢。劈開{110}に不完全ないし明瞭。硬度6~7,比重3.27。薄片では無~淡褐~黄緑~暗褐色,屈折率α1.665~1.682, β1.677~1.696, γ1.677~1.699, 2V(-)3°~48°。光分散r>υ, υ>r弱。マダガスカル,ケニア,カナダ,グリーンランドなどでグラニュライト相の変成岩中に黒雲母・電気石・紅柱石・鉄ばんざくろ石などに伴って産し,しばしば宝石クラスの美しい結晶がみられる。また,スリランカやミャンマーでは含宝石礫中にもスピネルなどとともに採集される。名称はオランダ人の地質学者A.N.Kornerup(1857~83)にちなむ。

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出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

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