ゴビアルタイ山脈(読み)ゴビアルタイさんみゃく(その他表記)Govǐ-Altayn nuruu

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ゴビアルタイ山脈」の意味・わかりやすい解説

ゴビアルタイ山脈
ゴビアルタイさんみゃく
Govǐ-Altayn nuruu

モンゴル南部にある東西方向の山脈アルタイ山地南東支脈で,モンゴルアルタイ山脈の延長上にある。北西端のバヤンツァガン山から南東端のフルフ山地まで全長約 600km。並行する多くの支脈や山地から成り,標高は 1500~2500m。最高点はイフボグド山で 3957m。花崗岩砂岩石灰岩などから成り,降水量が少いために山麓から3分の2までが礫質砂漠,その上はステップである。野生のヤギヒツジヤマネコオオカミなどのほか,アンテロープが数百から数千頭の群れをつくって生息する。大規模な地震のみられる地域でもある。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

フランスのパリで開催されるテニスの国際大会。1891年創設。ウィンブルドンテニス大会、全豪オープン、全米オープンとともに世界四大テニス選手権大会の一。四大会では唯一クレーコートで行われる。飛行家ローラ...

全仏オープンの用語解説を読む