知恵蔵 「ごみ発電」の解説 ごみ発電 都市ごみを燃料とする発電方式。都市ごみの発熱量が十分大きければ焼却熱で発電でき、多くの清掃工場では所内電力や売電に向けている。発電後の蒸気を地域暖房や温水プールへの熱供給に回す場合もある。下水汚泥は含水率が80%近くだが、有機分もあり、これをエネルギーとして回収するには、脱水・乾燥して焼却するか、メタン発酵などでメタンガスを取り出す必要がある。回収ガスを用いて蒸気タービンを回し発電するのが汚泥ガス発電。 (槌屋治紀 システム技術研究所所長 / 2007年) 出典 (株)朝日新聞出版発行「知恵蔵」知恵蔵について 情報