ゴム病(読み)ゴムびょう(その他表記)gummosis

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ゴム病」の意味・わかりやすい解説

ゴム病
ゴムびょう
gummosis

りんご,桃,みかん類などの病気で,りんごでは果実貯蔵後に発生し,ひどくなると罹病部の内部が褐変し,崩壊する。桃では枝幹に透明なやにを出し,乾くとゴム状になる。そのため樹勢が衰える。いずれも生理的な病気である。みかん類のゴム病は Phomopsis属菌の寄生による。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

栄養・生化学辞典 「ゴム病」の解説

ゴム病

 リンゴに発生する貯蔵生理障害の一つで,果皮のすぐ下の果肉褐色に変化してゴム状の物性を呈する疾病

出典 朝倉書店栄養・生化学辞典について 情報

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android