改訂新版 世界大百科事典 「ゴルトツィーハー」の意味・わかりやすい解説 ゴルトツィーハーGoldziher Ignácz生没年:1850-1921 ハンガリーのユダヤ系イスラム学者。1872年以後ブダペスト大学でアラビア語,イスラム学を教え,ドイツ語で多数の著作を刊行した。イスラム法学・神学を深く究め,とくに今日消滅したイスラム法学派の一つを研究した《ザーヒル派,その教義と歴史》(1884)が著名。ほかに《イスラム研究》2巻(1889,90),《イスラム講義》(1910),《アラビア言語学論集》2巻(1896,99)などがある。執筆者:矢島 文夫 出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報 Sponserd by