ごろつき

精選版 日本国語大辞典 「ごろつき」の意味・読み・例文・類語

ごろ‐つき

  1. 〘 名詞 〙
  2. [ 一 ] ごろごろと音をたてること。転じて、雷の異称
    1. [初出の実例]「ごろ付が来ると雷獣騒出し」(出典:雑俳・柳多留‐七一(1819))
  3. [ 二 ] ( 「破落戸」はあて字 ) 一定住所職業もなく、あちらこちらをうろついたりして、おどしなどをはたらくならずもの。無頼漢。ごろ。〔俚言集覧(1797頃)〕
    1. [初出の実例]「極(ごく)筋の悪い破落戸(ゴロツキ)に踏みこまれて散々ゆすられた以後、少々恐気(おぢけ)さして」(出典黒潮(1902‐05)〈徳富蘆花〉一)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 名詞 実例 初出

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android