ごろ‐つき
- 〘 名詞 〙
- [ 一 ] ごろごろと音をたてること。転じて、雷の異称。
- [初出の実例]「ごろ付が来ると雷獣騒出し」(出典:雑俳・柳多留‐七一(1819))
- [ 二 ] ( 「破落戸」はあて字 ) 一定の住所も職業もなく、あちらこちらをうろついたりして、おどしなどをはたらくならずもの。無頼漢。ごろ。〔俚言集覧(1797頃)〕
- [初出の実例]「極(ごく)筋の悪い破落戸(ゴロツキ)に踏みこまれて散々ゆすられた以後、少々恐気(おぢけ)さして」(出典:黒潮(1902‐05)〈徳富蘆花〉一)
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
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