改訂新版 世界大百科事典 「サアディアベンヨセフ」の意味・わかりやすい解説
サアディア・ベン・ヨセフ
Saadia Ben Joseph
生没年:882-942
出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報
出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報
…しかし,ギリシア思想の場合と異なり,ユダヤ教もイスラム教も同一の聖書から出発した同根の思想であるがゆえに,ユダヤ人はイスラム哲学を容易に受け入れたばかりでなく,さらにその方法を用いてユダヤ教を哲学的に基礎づけることを学んだ。その最初の哲学者がサアディア・ベン・ヨセフである。彼はユダヤ教の正統派の立場から,〈タルムード〉を否定し,聖書の原典に帰ろうとする聖書主義の運動を批判するとともに,さらに進んで神の創造性,単一性,および義などユダヤ教の根本問題の哲学的解明を試みている。…
※「サアディアベンヨセフ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
10/29 小学館の図鑑NEO[新版]動物を追加
10/22 デジタル大辞泉を更新
10/22 デジタル大辞泉プラスを更新
10/1 共同通信ニュース用語解説を追加
9/20 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新
7/22 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新