サウスダコタ州(読み)サウスダコタ(その他表記)South Dakota

翻訳|South Dakota

デジタル大辞泉 「サウスダコタ州」の意味・読み・例文・類語

サウス‐ダコタ(South Dakota)

米国中北部の州。州都ピアグレートプレーンズとよぶ小麦地帯にあり、トウモロコシ・ライ麦なども産する。→アメリカ合衆国補説

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「サウスダコタ州」の意味・わかりやすい解説

サウスダコタ〔州〕
サウスダコタ
South Dakota

アメリカ合衆国,グレートプレーンズ北部の州。州都はピア。北はノースダコタ,東はミネソタアイオワ,南はネブラスカ,西はワイオミングモンタナの各州に接する。南西の州境に標高約 2000mのブラックヒルズ (山地) がそびえるほかは,西から東に傾斜する大平原で,その中央をミズーリ川がほぼ南北に流れる。気候は大陸性で,降水量は少い。インディアン,アリカラ族の居留地であったが,1743年フランスが領有を宣言し,その後スペイン領,フランス領を経て,1803年合衆国領となった。定住は 59年に始った。 31年以後ミズーリ川に蒸気船が運航,72年に州内に初めて鉄道が通じた。 89年合衆国で第 40番目の州になった。 90年南東部のウンデッドニーでインディアン虐殺事件が起きた。現在もインディアン指定居留地が多い。工業化は進まず,都市人口の比率はごく低い。ミズーリ川に多目的ダムが造られ,東部の平原でコムギ,トウモロコシその他を産する。金の産出量は全国一,工業は農畜産物の加工,電子部品の製造を主とする。面積 19万9730km2。人口 81万4180(2010)。

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