さすれば

精選版 日本国語大辞典 「さすれば」の意味・読み・例文・類語

さ‐すれ‐ば

  1. 〘 接続詞 〙 ( 副詞「さ」に動詞「す」の已然形、助詞「ば」が付いてできた語 ) 先行事柄条件とするとき、当然、後行の判断がみちびかれることを示す。そうすると。とすれば。しかる上は。
    1. [初出の実例]「かうみねば小者の小字を本主のまま上へ付けて読さうなぞさすれば孔子の批判が見へぬぞ」(出典:土井本周易抄(1477)六)
    2. 「奥さまの外出嫌ひは持前とやら、さすれば是も隠居さまのせいではあるまじ」(出典:細君(1889)〈坪内逍遙〉一)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む