さすれば

精選版 日本国語大辞典 「さすれば」の意味・読み・例文・類語

さ‐すれ‐ば

  1. 〘 接続詞 〙 ( 副詞「さ」に動詞「す」の已然形、助詞「ば」が付いてできた語 ) 先行事柄条件とするとき、当然、後行の判断がみちびかれることを示す。そうすると。とすれば。しかる上は。
    1. [初出の実例]「かうみねば小者の小字を本主のまま上へ付けて読さうなぞさすれば孔子の批判が見へぬぞ」(出典:土井本周易抄(1477)六)
    2. 「奥さまの外出嫌ひは持前とやら、さすれば是も隠居さまのせいではあるまじ」(出典:細君(1889)〈坪内逍遙〉一)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む