さだ(読み)サダ

デジタル大辞泉 「さだ」の意味・読み・例文・類語

さだ

[副]たしかに。実に。
人間ひとまり葦垣越し我妹子わぎもこを相見しからに言そ―多き」〈・二五七六〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「さだ」の意味・読み・例文・類語

さだ

〘副〙 (「さね」と語源を同じくする語か) たしかに。実に。一説に、名詞として、人の評判批評の意。
万葉(8C後)一一・二五七六「人間(ひとま)(も)り葦垣越しに吾妹子を相見しからに言そ左太(サダ)多き」

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