法則の辞典 「サック効果」の解説 サック効果【Sack effect】 電解質水溶液では,溶質のイオンの近傍にある水分子の双極子の方向は,イオンのつくる強い局所電場によってある程度揃えられている.その結果として,希薄溶液においては溶液の誘電率は溶質の濃度の増加とともに減少する.この効果はまだ実験的には存在が証明されていない. 出典 朝倉書店法則の辞典について 情報