サナンダジ(その他表記)Sanandaj

デジタル大辞泉 「サナンダジ」の意味・読み・例文・類語

サナンダジ(Sanandaj)

イラン北西部、クルディスタン州の都市。同州の州都。イスラム教スンニー派クルド人が多く居住する。豊かな穀倉地帯に位置し、絨毯じゅうたん産地として有名。シンネ

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

日本大百科全書(ニッポニカ) 「サナンダジ」の意味・わかりやすい解説

サナンダジ
さなんだじ
Sanandaj

イラン北西部、クルディスターン州の州都。シンネSinnehともいう。人口27万7808(1996)。住民のほとんどがスンニー派のクルド人である。丘陵に囲まれ、気候用水に恵まれた穀倉地帯である。高品質じゅうたん良馬の産地としても有名であり、トルコや旧ソ連地域の諸国との貿易も盛んである。

[香川優子]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android