さのさ節(読み)サノサブシ

デジタル大辞泉 「さのさ節」の意味・読み・例文・類語

さのさ‐ぶし【さのさ節】

俗謡法界節の変化したもので、明治30年(1897)ころから流行一節最後に「さのさ」という囃子詞はやしことばがつく。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「さのさ節」の意味・読み・例文・類語

さのさ‐ぶし【さのさ節】

〘名〙 明治三〇年(一八九七)ころ流行した俗謡の一つ。歌の終わりに「さのさ」というはやしことばがつくところからいう。法界節の変形したもので、新法界節ともいう。さのさ。
※東京風俗志(1899‐1902)〈平出鏗二郎〉下「鉄道唱歌また以前の如く盛ならず、近き頃はサノサ節これに代りて行はる」

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