サバクヒメギツネ(その他表記)Vulpes (Fennecus) zerda; fennec fox

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「サバクヒメギツネ」の意味・わかりやすい解説

サバクヒメギツネ
Vulpes (Fennecus) zerda; fennec fox

食肉目イヌ科。フェネックギツネともいう。体長 36~41cm,尾長 18~31cm,体重 0.8~1.5kg。キツネの仲間で最も小さい。体に比べて極端に大きな耳は体熱の放射を助け,足の裏に生えた長い毛のおかげで砂の上を歩きやすいなど,砂漠の生活に適応している。体は淡い茶色。普通 10~15頭の血縁から成るグループで生活する。夜行性。昼は自分の掘った巣穴で過す。おもに昆虫やトカゲ,アレチネズミなどを捕食するが,まれに果物も食べる。妊娠期間は約 50日。出産は春で,1産2~5子。北アフリカのサハラ砂漠からシナイ半島,アラビア半島にかけて分布。

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