サボア人司祭の信仰告白(読み)サボアじんしさいのしんこうこくはく(その他表記)Profession de foi du vicaire savoyard

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「サボア人司祭の信仰告白」の意味・わかりやすい解説

サボア人司祭の信仰告白
サボアじんしさいのしんこうこくはく
Profession de foi du vicaire savoyard

フランスの思想家 J.-J.ルソーの主著『エミール』の第4編の主要部分。彼の哲学思想の中核をなすゆえに著書の一部分でありながら特に著名。知性を退けて良心を不可謬の生得的な原理とみる道徳説と,それを支える自然宗教観を提示。それは原罪を否定し,教会の権威を排して神と良心を直接向い合せるものであったから,ルソーは教会と政府に追われ,晩年は放浪生活をおくった。

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