20世紀西洋人名事典 「サムウォーターストン」の解説
サム ウォーターストン
Sam Waterston
1940.11.15 -
米国の俳優。
マサチューセッツ州ケンブリッジ生まれ。
6才の時に父が演出した「アンチゴーネ」で初舞台を踏み、アメリカン・アクターズ・ワーク・ショップ、アクターズ・スチューディオで実力をつけた後、舞台「Oh,Dad、Poor Dad」の全国公演でデビューし、演技を認められた。「空騒ぎ」(ジョセフ・パップ演出)でドラマ・ディスク賞を受賞、1974年の「華麗なるギャツビー」で映画界でも演技派として認められた。’81年からはロンドンのテレビ・シリーズでも主役を務め、知性派イメージをより確かなものとしている。他の作品に、「ニューヨーク泥棒結社」(’67年)、「青春の暴走」(’77年)、「ハンナとその姉妹」(’86年)などがある。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報