サラプル(その他表記)Sarapul

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「サラプル」の意味・わかりやすい解説

サラプル
Sarapul

ロシア西部,ウドムルト共和国の都市。共和国首都イジェフスクの南東約 50km,カマ川にのぞむ河港都市。 16世紀にシベリアへの通商路上の要塞として建設され,1780年市となった。現在,機械 (ラジオ,洗濯機,石油工業用設備) ,木材加工,皮革製靴,食品 (食肉油脂,製粉) などの工業の発達する工業都市で,モスクワエカテリンブルグを結ぶ幹線鉄道が通る。人口 11万 600 (1991推計) 。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

ビャンビャン麺

小麦粉を練って作った生地を、幅3センチ程度に平たくのばし、切らずに長いままゆでた麺。形はきしめんに似る。中国陝西せんせい省の料理。多く、唐辛子などの香辛料が入ったたれと、熱した香味油をからめて食べる。...

ビャンビャン麺の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android