百科事典マイペディア 「【さる】田彦大神」の意味・わかりやすい解説 【さる】田彦大神【さるたひこのおおかみ】 日本神話中の国津神(くにつかみ)の一人。体が大きく,鼻が長く,眼輝き口尻の赤い神。瓊瓊杵(ににぎ)尊の降臨に際し,天の八衢(やちまた)まで迎え,高千穂峰へ案内した。《日本書紀》一書では伊勢の五十鈴川上に鎮座し,伊勢神宮との関係を説く。中世以後,道祖神・庚申と習合し,道案内の神として,今も祭礼の先頭に,鼻高面の姿で立つ。→関連項目天鈿女命 出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報 Sponserd by