サンゴの白化

共同通信ニュース用語解説 「サンゴの白化」の解説

サンゴの白化

サンゴの体内に共生して光合成するプランクトン褐虫藻かっちゅうそう」が失われ、サンゴの骨格が白く見える現象。水質汚染や汚濁などでストレスを受け、海水温が30度程度を超えた状態が続くと広範囲で起きるとされる。短期間なら褐虫藻が再び増えてサンゴは生き延びるが、長引くとサンゴは栄養分供給を受けられずに死滅する。環境省によると、沖縄県に広がる国内最大のサンゴ礁石西礁湖せきせいしょうこ」では2016年、9割超のサンゴが白化し、約7割の死滅が確認された。

更新日:

出典 共同通信社 共同通信ニュース用語解説共同通信ニュース用語解説について 情報

関連語 石西礁湖

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む