最新 地学事典 「サンサルバドル火山」の解説
サンサルバドルかざん
サンサルバドル火山
San Salvador volcano
中米,エルサルバドルの中米地溝帯南縁に位置する活火山。複式火山で,外輪山に相当するPica-cho山(1,967m)・Jabali山(1,307m)があり,中央にBo-queron山がある。Boqueron山は山頂に径1.5km, 深さ450~500mの火口をもち,1917年の活動で火口底に高さ30mの噴石丘が形成。山腹には北西・南東・東北東方向に割れ目があり,爆裂火口が並ぶ。1659, 1917年の溶岩流はいずれも北西山腹の割れ目から流出。外輪山は玄武岩・かんらん石含有安山岩の溶岩・火砕岩からなり,新期の溶岩(1917年の溶岩など)は輝石安山岩。
執筆者:大場 与志男
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

