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複式火山 ふくしきかざんcomposite volcano

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

複式火山
ふくしきかざん
composite volcano

数回にわたり不連続的により小規模な火山体が複雑に形成され,二重式,三重式,四重式になった火山の総称。成層火山の中央にカルデラが形成されたあとに,その内部に小規模な火山丘ができる場合が少くない。内部の小火山丘を中央火口丘,カルデラの周囲をなす環状の山稜を外輪山と呼ぶ。外輪山の内側に火口原火口原湖がみられることもある。外輪山を切って流出する川を火口瀬という。外輪山が2重に取巻いている火山を三重式火山と呼ぶ。赤城,榛名,有珠などの火山は二重式,箱根は三重式火山の例。

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百科事典マイペディアの解説

複式火山【ふくしきかざん】

一つの火山の火口内にさらに小火山体ができたもの。二重式火山や三重式火山がそれでcomposite volcanoの訳。成層火山や数個の火山群を意味する場合もあり,複合火山とはこれらすべてを包括した名称でcomplex volcanoの訳。

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世界大百科事典 第2版の解説

ふくしきかざん【複式火山 composite volcano】

単純な形態と内部構造をもつ単式火山(成層火山,溶岩円頂丘,砕屑丘など)に対して,複数の単式火山が,古い火山体の破壊期をはさんで,重なって生じた複雑な火山をいう。普通にはカルデラをもつ火山体とその中央火口丘の総称で,カルデラが一つの場合は二重式火山,二つなら三重式火山などと呼ぶが,富士山のようにカルデラがなくて新旧の成層火山や側火山が重なった複式火山もある。【鈴木 隆介】

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大辞林 第三版の解説

ふくしきかざん【複式火山】

複数の火山体からなる火山。不連続に数回にわたって、順次、より小さい火山体を形成し、複雑な形を示す。二重式火山・三重式火山などの総称。多くは複成火山である。浅間火山・樽前火山など。 ⇔ 単式火山

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

複式火山
ふくしきかざん

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