サンジャヤ(その他表記)Sañjaya Belatthipuṭṭa

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「サンジャヤ」の意味・わかりやすい解説

サンジャヤ
Sañjaya Belatthipuṭṭa

前6~5世紀頃のインドの思想家。インドで都市が出現し非正統的な一般自由思想が勢力を得た時代に活躍した。仏教の釈尊 (ゴータマ・ブッダ) とほぼ同世代の人。一種の不可知論者で,形而上学的問題に関する判断中止の思想を初めて明らかにしたといわれる。釈尊の二大弟子であるサーリプッタ (舎利弗) とモッガラーナ (木 犍連) とはもとサンジャヤの弟子であった。原始仏教の思想は,この懐疑論を乗越えたところに現れたものである。

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世界大百科事典(旧版)内のサンジャヤの言及

【マタラム】より

…インドネシア,中部ジャワのジョクジャカルタ付近をさす地名で,古来この名を冠した王国が二つある。一つは732年にサンジャヤSanjayaが建てたヒンドゥー王朝マタラムであり,他は16世紀末ごろから18世紀半ばにかけて存在したイスラム王朝マタラム(マタラム・イスラム)である。ここでは前者を扱うが,以下に述べるように,歴史学の用語としてはやや厳密さを欠く。…

※「サンジャヤ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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