最新 地学事典 「サンタリタ鉱山」の解説
サンタリタこうざん
サンタリタ鉱山
Santa Rita mine
米国ニューメキシコ州にある銅鉱山。中・古生界の堆積岩に貫入する~55Maの花崗閃緑岩に伴う斑岩銅鉱床。初生鉱体は細脈,鉱染鉱石からなり,硫化鉱物は黄銅鉱,黄鉄鉱,輝水鉛鉱。二次富化鉱は主として輝銅鉱からなり黄鉄鉱を伴う。岩株北1.5kmの石灰岩中にもスカルン鉱床があり,細脈~鉱染状に黄銅鉱が磁鉄鉱,黄鉄鉱と産出。岩株中心から外側へCu→Zn→Pbの累帯分布がある。1911年から本格採掘。硫化鉱の生産+埋蔵量は1,400Mt(Cu 0.62%,Mo 0.01%,Au 0.011ɡ/t),スカルンと二次富化鉱の生産+埋蔵量は730Mt(Cu 0.96%)。
執筆者:石原 舜三・渡辺 寧
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

