普及版 字通 「サン・つぐ」の読み・字形・画数・意味
25画
[字訓] つぐ
[説文解字]
[字形] 形声
声符は贊(賛)(さん)。〔説文〕十三上に「繼ぐなり」とあり、〔詩、風、七月〕に「載(すなは)ち武功を(つ)ぐ」とみえる。〔爾雅、釈詁〕に「纂は繼ぐなり」とあって同訓。声義近くして通用する字である。
[訓義]
1. つぐ、つづける。
2. 纂と通じ、あつめる、まとめる。
[古辞書の訓]
〔名義抄〕 ツグ 〔字鏡集〕 イフ・ツグ・ヌフ
[語系]
・纂tzuanは同声で義近く、纂は色糸を織成する意の字。また続・纂述の意がある。
[熟語]
膺▶・業▶・継▶・嗣▶・修▶・襲▶・述▶・緒▶・紹▶・続▶・図▶
[下接語]
継・承
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報