改訂新版 世界大百科事典
「サンルカルデバラメダ」の意味・わかりやすい解説
サンルカル・デ・バラメダ
Sanlúcar de Barrameda
スペイン南部,アンダルシア地方カディス県にある,グアダルキビル河口の港町。人口4万7558(1979)。砂地に囲まれているが地下水を利用した灌漑施設により,高温の夏にも水が豊かで,マンサニーリャという白ブドウ酒で有名である。ローマ時代からの古い町で,1256年,アルフォンソ10世によってイスラム教徒の手から奪回された。この港からは1498年,コロンブスが第3回目のアメリカ探検に出航したほか,1519年9月20日にはマゼランが世界一周の航海に出航した。
執筆者:フアン・ソペーニャ
出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報
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サンルカルデバラメダ
Sanlúcar de Barrameda
スペイン南西部,アンダルシア州,カディス県の港湾都市。カディスの北北西約 30km,グアダルキビル川三角江左岸に位置する。海浜行楽地であり,ワイン,塩,果物の輸出港。 1498年 C.コロンブスが3回目の航海に,1519年 F.マゼランが世界一周の航海に出た港としても知られる。人口5万 5934 (1991推計) 。
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
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