さん付け(読み)サンヅケ

関連語 名詞 実例 初出

精選版 日本国語大辞典 「さん付け」の意味・読み・例文・類語

さん‐づけ【さん付】

  1. 〘 名詞 〙 人の名前の下に「さん」をつけて呼ぶこと。ふつう、自分と同等もしくはそれ以上の人、または異性に対して敬意や親しみ、あるいは丁寧な感じを表わすために用いる。
    1. [初出の実例]「何だへ、私の云ふ通り和郎(おまい)もさん付けに為(し)て」(出典:落語・手向の酒(1893)〈三代目三遊亭円遊〉)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android