サーミ評議会(読み)サーミひょうぎかい

百科事典マイペディア 「サーミ評議会」の意味・わかりやすい解説

サーミ評議会【サーミひょうぎかい】

Saami Raadi,英語でSami Council。1956年に設立された北欧先住民族サーミ人の国際組織。1950年代に北欧各国が従来同化政策を相次いで転換したことを背景に,国境を越えた北欧全体のサーミ民族の権利回復運動を促進することを目的とした。フィンランドスウェーデンノルウェーの代表から構成されたために,当初は北欧サーミ評議会Nordic Sami Councilと称したが,1980年代末から,コラ半島にあるロシア連邦カレリア共和国のサーミ人との交流が盛んになり,現在は四つの地域代表から構成され,名称もサーミ評議会と改められた。本部はフィンランド・ウツヨキ。

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

日本の年中行事。年末に天井や壁にたまった煤を取除き大掃除をすること。近年は正月休みに入る 12月 29日とか 30日が多いが,伝統的には 12月 13日に行なった。この日は正月を迎えるための準備を開始...

煤払いの用語解説を読む