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先住民族 せんじゅうみんぞく

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百科事典マイペディアの解説

先住民族【せんじゅうみんぞく】

一般に,ヨーロッパを起源とする〈近代化〉が世界的に展開する中で支配的集団により一方的に国家に統合されながら,民族としての存在と固有の文化を否定され,その植民地政策によって同化を強制された民族的集団をさす。
→関連項目インディアン保留地国連NGOナショナリズムヌナブト

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世界大百科事典 第2版の解説

せんじゅうみんぞく【先住民族】


考え方
 一般に,〈近代〉国家が形成される段階で,〈未開〉であるとの偏見をもとに,民族としての存在と固有の文化を否定され,その伝統的領土とともに一方的にその国家に併合された民族集団を指す。その領土には植民地政策が敷かれ,大虐殺や強制同化政策などにより民族としての抹殺が行われるが,同化が進んでも,差別問題は解決しない。この点,先住民族は,近代国家に自らの意思で統合されたかどうか,植民地政策が行われたかどうかによって確認される政治学の概念であり,民族学や人類学の概念ではない。

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